オトノネ

「知」の棚

第7回:魔界の諸相 ー冷たい令和の暴力

安富歩『経済学の船出』『複雑さを生きる』『ドラッカーと論語』:暴力の諸相第7回:魔界の諸相ー冷たい令和の暴力社会・会社蟻か人間か、それが問題だ。ウィーナーは、このようなフィードバックと学習の質的差異という観点から、人間社会の特徴を、蟻の社会...
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第6回:「命」を守る。 「心」をつくる。

安富歩『経済学の船出』『生きる技法』『複雑さを生きる』『ドラッカーと論語』第6回:「命」を守る「心」をつくる。「命」を強める「心」「仁」と「礼」学習の回路が閉じているか、開いているか論語の思想の核心は、以下の八つの概念で表現される。仁・礼・...
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第5回:「暴力」との付き合い方ー 「学習の回路」を守る「心」

安富歩『複雑さを生きる』『生きる技法』:暴力から命を守る第5回:「暴力」との付き合い方ー「学習の回路」を守る「心」暴力を排除する必要性「暴力」の排除ヴィットゲンシュタインに倣ってこのように考えると、「では、経済について意味のある議論とは何か...
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第4回:「コミュニケーション」成立条件ー 「学習の回路」を開く「心」

安富歩『合理的な神秘主義』『ドラッカーと論語』:コミュニケーション成立条件第4回:「コミュニケーション」成立条件ー「学習の回路」を開く「心」過ちを認める子ども時代に学ぶべきこと。人間は不完全である。ミラーは、このような闇教育の連鎖が人類社会...
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第3回:「命」がどうなる?破壊的関係・創造的関係でつくられる「心」

安富歩『経済学の船出』『複雑さを生きる』『ドラッカーと論語』:コミュニケーション第3回:「コミュニケーション」する「心」コミュニケーションはリスクをともなう。コミュニケーションでハラスメントのリスクを負うドラッカーによれば、コミュニケーショ...
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第2回:「命」とは何かー神秘的な衝動

安富歩『合理的な神秘主義』『生きるための親鸞』:「命」の神秘第2回:「命」とは何かー神秘的な衝動「命」は神秘であるスピノザの「コナトゥス」「衝動」人間の生への努力たるコナトゥスが根本にあり、それが精神のみに関して認識される場合には「意志」と...
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第1回:「知」とは何かー知の身体性・個別性・孤立性・能動性・主体性

安富歩『合理的な神秘主義』『複雑さを生きる』:知の身体性・孤立性第1回:「知」とは何か:知の身体性・個別性・孤立性・能動性・主体性「知」は身体的である。「学び」は身体的、故に個人的である。ポラニーは次のように、知識と身体との関係を強調する。...