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【8ヶ月からの喜びと恐れ】社会的参照と探索により自己形成の基礎をつくる

【8ヶ月からの喜びと恐れ】社会的参照と探索により自己形成の基礎をつくる

よくわかる情動発達問いからはじめる発達心理学ことばが誕生するとき―言語・情動・関係

8ヶ月以前の基礎

随意反応がなくなる→8ヶ月:探索ができる。

免疫グロブリンGがなくなる→8ヶ月:免疫抗体を自分から作り出す。

なくなるものがたくさん!自由もたくさん!

両手をついて座れるようになる・親指と残りの指で、もしくは人差し指と親指で物をつかむようになる。→指さし

8ヶ月から始まる成長:ハイハイができるようになる

ハイハイ・探索・いたずら→世界への興味関心・遊び・よろこび

人見知りは自由になるが故の不安・自分ができてくるための不安

指さし→人間への興味関心・コミュニケーション・よろこび

次の成長段階へのランドマーク:前歯が8本生え揃う

前歯が8本生えそろう。奥歯が生え始める。(1歳)
手づかみ食べを始める。手と口と目といろんなものが協同していく。(1歳)

社会的参照・指さしができる・積極的に他者と関わろうとする

他者と関わる不安をマネジメントする母子関係

生後18ヶ月:自分の視野外も含めて他者の視線を追い、対象を特定できる。(空間表象的共同注意)→指さし・探索

探索と情動発達:共感

子どものいたずらや失敗を恐れずに自由な探索や冒険を許容するという養育者の態度は自律性だけでなく衝動統制も促進する。(柏木恵子 幼児期における「自己」の発達)

 

8ヶ月(ハイハイ)

不安の感情のコントロールを援助されながら、いったりきたりしながら、一人で探索できるようになる。

意欲的な行動に対する結果が新たな感情を起こし、次の行動を起こす。

誰かに動かされるのではなく、自分の意図によって移動を体験すること、能動的に動くことで、情動発達に極めて大きな影響を及ぼす。(キャンボスらは移動運動の獲得は後に生じる共同注意や社会的参照といった社会的認知に影響を及ぼすと指摘している)「自分の目の前にあるおもちゃで遊ぶ」ことを目的とした時、「手を伸ばして取る」という手段を用いるわけです。このような危険を繰り返していく中で、うまく取ることができれば“喜び”を、取ることができなければ“怒り”や”悲しみ”を、といったように結果に伴った情動表出が見られるようになります。近年では、身体運動発達を重要視する研究者たちが増えています。とくに、生後8ヶ月ごろに獲得されるハイハイは、個体内で生じる情動のみならず、個体間(赤ちゃんと養育者)を通した情動発達にも影響を及ぼすものとして考えられています。(『よくわかる情動発達』p.53)

身体的な自立と、親の与える自由:探索を支える愛着

乳児の移動獲得に伴い、養育者の側の危険なものへの接近防止や自らの持つ期待、ルールに従うことを望むことが生じ、より強い情動的反応(たとえば”そっちに行ったらダメ”と行った否定的な発話)や身体的な抑制を用いるようになることがわかりました。その一方で、「抱きしめる」等の愛情行動も増加することも明らかになりました。このことは、乳児が移動を獲得することに伴い、能動的に動き回り、ときには養育者の統制を拒否しながら環境世界を探索することを通して、情動発達を遂げることを意味していると考えられます。(『よくわかる情動発達』p.53)

9ヶ月
恐れ(の反応)は生後9ヶ月までにはできる。

お母さんが他の人を相手にしていると、泣き出す。「嫉妬」の感情を抱く。「ダメ」といわれて泣く。(『乳児保育の基本』p.59)

指差し、他者の視線と社会的参照:共感

生後9ヶ月以降
乳児は何か目立つものがなくても、他者の視線を辿り、その先にある対象を探して特定しようとし始めます。また、目立った対象が見つけられないと、もう一度他者を振り返ってその視線を確かめたりもします。(幾何学的共同注意)

10ヶ月
同じ対象を見ていることに気がつく。指差し行動。自分の関心を表現する。共同注視。

真顔になって停止した母親に対して「どうしたの?」というように積極的に関係を修復しようとする行動をする。

育った環境の言語の人と、異なる言語を喋る人からおもちゃを同時に出されたら、育った環境の言語を喋る人のおもちゃに手を伸ばす。(『ジャストベイビー』p119)

ひとり歩き。目の高さが変わる。(1歳)

積み木を一人で積む。
指先で小さなものをつまめるようになる。

生後18ヶ月
自分の視野外も含めて他者の視線を追い、対象を特定できる。(空間表象的共同注意)
後ろの目線に気が付けるのはいつ?

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